Nagoya University Morikawa, Yamamoto & Miwa Lab

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P-DRGSコンソーシアム
-近未来型ナビゲーションシステム『PRO-ROUTE』の開発-

毎年12兆円という交通渋滞損失を被るなか、大規模な道路整備が期待できない現状では、ITSによって既存道路の効率的利用を図りつつ、新しい製品・情報サービスのビジネス創生を目指すことが日本の進むべき方向であると私たちは考えます。
本コンソーシアムでは、アルゴリズム開発、プローブ情報集約、動的経路誘導情報配信、地図情報更新、インテリジェントモビリティ情報提供の技術開発ならびに事業企画を行い、名古屋地区におけるプローブカー実証実験基盤を活用した動的経路誘導システムを実現することを目的としています。


名古屋交通エコポイント・TDM社会実験

車で移動する人の割合が多い名古屋では、交通渋滞や駐車違反、事故の発生など様々な問題が発生しています。特に心配されるのがCO2の排出による地球温暖化。交通エコポンは公共交通を利用することで、CO2の排出量を抑えようという取り組みです。


環境ITS

「交通」という分野もCO2削減の大きなカギで、市民一人一人の移動の仕方を変えれば大きな効果があります。 例えば、渋滞を回避するだけでもCO2をかなり減らせますし、クルマから他の交通手段へ転換すれば、非常に多くのCO2を削減することができます。
ITS(高度道路交通システム)は、最先端の技術を使って交通問題を解決する新しい交通システムで、我々の移動をより環境にやさしい方法に変えるためにも、大きな手助けとなります。 『環境ITS』はそのようなITS施策の総称で、平成19年度は、名古屋市・豊田市を中心とした愛知県下でモニター実験を行い、その有効性を検証するものです。 なお、『環境ITS』は、国の環境対策の一環として行われているもので、今後、取り組みを全国に広げる活動を続けていきます。


PDS

ロードプライシングはロンドンやシンガポールをはじめ多くの都市で実施されており,地球環境問題や都心部での渋滞を緩和する方法のうち最も効果が期待されている施策です.しかし,日本においては「罰金的手法」としての色彩が強いため,社会的受容性の低さから実現が困難です.そこで,社会的受容性と運用方法の柔軟性の高い世界初の新しい都心部自動車流入マネジメント施策「駐車デポジット制度(PDS)」の研究開発を行っております.


モビリティマネジメント

交通分野におけるCO2排出量を削減する手法として,モビリティマネジメントが注目されています.本研究室で開発したWeb版モビリティマネジメントシステム「iMM」を用いて,企業の方やEXPOエコマネー参加者の方を対象として,2006年度に実証実験を行いました.


EXPOエコマネー

EXPOエコマネーは,2005年に愛知県で開催された2005年日本国際博覧会(愛・地球博)にて実施された,エコポイント事業です.レジ袋辞退や環境イベントへの参加などの環境配慮行動にポイントが与えられ,そのポイントが環境配慮型の商品や植樹への寄付等と交換できるシステムで,NPO法人エコデザイン市民社会フォーラムが運営しています.


愛知県・名古屋市地域結集型共同研究事業

愛知県・名古屋市地域結集型共同研究事業愛知県と名古屋市は文部科学省の地域結集型共同研究事業の事業開始地域の指定を受け,平成11年から5年間,「循環型環境都市構築のための基盤技術開発」を研究課題として活動しておりました.本研究室は,6つあるワーキングの1つとして,循環型環境都市モデルのコンセプトタウンの提案**(ささしま地区,中部国際空港前島地区など)や基盤技術を用いた場合の環境負荷削減効果分析などを行っていました.


循環型環境都市ー循環型環境都市モデル提案、
循環型環境都市事例研究